70周年を迎えて
ご挨拶
開園70周年 養護施設として地域のニーズに答えて存在しているのは県下でも極めて稀有なことである。
26年前に現地に移り、介護法の発足と共に特定施設の機能を取り込み、入園されておられる方々のみならず、大戸芦ノ牧地区のお年寄りの皆様方のお世話・お手伝いを任せていただいているのは当園の誇りである。しかしここまで園長はじめ職員の歩んできた道は決して楽なものではない。入園者の快適な生活を維持するためには設備の老朽化の更新やら、新しい法律に求められる有資格者の確保と欠員を作らない為の必要人数の確保等で多額の資金が必要となった。併せて快適なサービスを提供するためには職員の資質の向上（教育・チームワークの形成など）に長い時間を必要とした。
したがって給与問題を横目に見ながら職員の皆様の奮起をお願いせねばならず、理事会・評議員会も心苦しい会議が10年も続いた。
しかし今年に入り皆様のご苦労が見事に実った。コロナ禍にも拘らず、各部門が黒字化に転じたのである。現在当園で働いておられる方々が長寿園の何物にも替えがたい財産である。今後とも、この体制に改善を重ねて誇りをもって会津を支えていかれることを記念して、6年間心を尽くして来た者の挨拶といたします。
理事長 高木 龍一郎
祝辞
会津若松市長 室井照平様、市議会議長 清川 雅史様より祝辞をいただきました
寄稿
理事ほか、日頃より当園へご支援・ご尽力くださっている皆様より、多数の寄稿を頂きました。
歩み
社会福祉法人設立から70年を迎え、振り返ってみますと、その歩みは若松市共済会より始まります
同潤舎時代
会津養老園時代
会津長寿園時代
現舎時代
謝辞
皆様には、平素より会津長寿園に暖かいご支援を頂いておりますことに対し、厚く感謝と御礼を申し上げます。また、この度は会津若松市長様はじめ多くの皆様から心温まるお言葉を頂戴致しました。重ねて御礼申し上げます。
本年は社会福祉法人設立70周年という記念すべき節目の年でありますが、新型コロナウイルス感染症が猛威を振るう中、皆様で盛大にお祝いすることが叶いません。また養護老人ホームの入所者やデイサービス、ショートステイをご利用いだだいている皆様にも外出や面会の制限、レクリエーション活動の縮小などご不便をお掛けしている状況が続いております。８月にはデイサービスで、また10月には養護老人ホーム内でクラスターが発生するなど、大変なご心配をいただきました。これからも感染予防対策を徹底し、皆様の心安らかな生活の確保に最大限努めてまいりますので、今後ともご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
園長 目黒 只法